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最近のエントリー

「黄金の烏 八咫烏シリーズ 3 (文春文庫)」読了。
解決編に入って考えていたのは「ノックスの十戒」だったけど、最終的に考えてたのはアシモフのロボット3原則だった。


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「Googleコアアップデートの読み解き方[2021年版]」読了。
表紙の帯部分に曰く「改めてとるべき特別な対策は...ない!」。そうだよなあ、と本を閉じてはいけない。日常とりつづけるべき普通の対策が丁寧に解説されている。内容もさることながら、表紙のデザイン(電子書籍版しかないのになぜ帯がデザインされているのか)が気になる。

「烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ 2 (文春文庫)」読了。
受賞作でもある第1巻を読んだのが3年前。この巻では視点を変えて1巻のエピソードの裏で起きていた出来事を取り扱っている。正直なところ、あの第1巻のどんでん返しの後日談をどう描くのかと思っていたのだが「後日」ではなかった。第1巻前半は登場せずただ言及されるのみだった人物が今回はちゃんと登場する。そりゃあこんなことやってたらなかなか登場もできないわなあ。


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「宇宙の春 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)」読了。
中国系アメリカ人作家による日本の歴史をテーマ(しかも2次大戦)にしたSF短篇を日本語で読む。何とも言えない距離感。


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「数学ガール/ゲーデルの不完全性定理」読了。
理系成分を補充するため久々に。...うむ、わからん。ひっさびさのε-δは、なぜか何となくわかった。でもそれ自体はわかっても相変わらず「それが何なの?」に以上のものが湧いてこない。一方でこの間の公案集ひ「何なのそれ?」しか出てこない。
「それが何なの?」と「何なのそれ?」がもし逆だったら、私の人生は大きく違っていたに違いない。それだけは文句なしによくわかる。
あと、このシリーズ相変わらず電子書籍が読みにくい。技術書なんかで時々見る「画像テキスト」型なのだ。何とかならないものだろうか。


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「魂手形 三島屋変調百物語七之続」読了。
聞き取りという形式をとっているので「語り手が聞いた話」はアラビアンナイトのような入れ子構造になる。表題作、地の文が3層目から2層目に戻ったのか1層目に戻ったのかを一瞬見失ったりしていた。


このシリーズ、ハードカバーは各社から出ているが文庫化はすべて角川がおこなっていて、1~5巻が先日ついに電子書籍化された。宮部みゆきの小説が電子書籍化されたのは初めてではないかと思う。いろいろ調整が大変だったと思うのだが、本当に本当にありがたい。応援の意味も込めて合本版を購入。

「超訳文庫 無門関 (ホテルの本棚)」読了。
かわってこちらは禅の公案集の「超訳」。

...うむ、全くわからん。
シュールな問答やエピソードの形で公案が紹介されたあと、「こんなにあからさまに極意を教えちゃいけないよねー、え、あんたわからないの?」的な煽りが入ってくるのがまたいい味。
このあいだ「史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち」を読んでいたのでわからなさを楽しむことができたような気がする。
いま落語の「蒟蒻問答」を聞いたらより楽しめる、かも。

「超訳文庫アングリマーラ (ホテルの本棚)」読了。
仏教説話の「超訳」。ものすごい疾走感。訳者がこの話を読み、書くことを心底楽しんでいる様子が伝わってくる。

「この地獄の片隅に パワードスーツSF傑作選 (創元SF文庫)」読了。
パワードスーツの登場する作品を集めたアンソロジー。パワードスーツというガジェットの位置づけから、泥臭いミリタリーSFばかりかと思いきや(いや、そういうのも好きなのだが)実に幅広いありようのパワードスーツが出てきて楽しい。編者によるイントロダクションに曰く「アンソロジー編者としては自分が読みたい短篇集を編むことを任務と考えてきた。その意味で本書はその典型だ」。そうこなくっちゃ。


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「三体Ⅱ 黒暗森林(下)」読了。
四書五経と銀英伝が同じくらいの位置付けで扱われてるのが最高。量的にしんどかったけど、作者が真田技師長ばりに「こんなこともあろうかと」といろいろ繰り出して来るので楽しく読み通せた。
そんなおおらかな作品の中にあって、いわゆる「フェルミのパラドックス」への説明として提示されている説は、ちょっと驚くくらいの暗さ。民衆(あるいは衆愚)の描かれ方とあわせ、なんとなくお国柄を感じてしまうのは先入観だけによるものだろうか。


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