「陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)」読了。
「陽気なギャングが地球を回す」の続編。前作で登場した4人組+αが銀行を襲いながらも謎解きや人助けに奮闘する。この作者の他の作品のように構成そのもので読者をだますようなことにはなっていないが、作品の各所につくられた「ひっかかり」が最後の一本の糸を引くとするするとほどけて一本につながるような快感がある。
下の子が生まれた2004年の末に買ったプリンターが故障した。部品交換で直る可能性はあるがすでに正規ルートでの入手は不可、価格も高い(17,000円)。画質には大変満足していたが、この機会に複合機に買い換えることにした。
心配事は3点。
1.プリンターの画質についてはもしかするとあまり向上していないかもしれない。キヤノンのラインナップは高画質の複合機、というのはなく、高画質を追求するユーザー向けのプリンターと二極化している様だ。
たとえばこんな機種。
年甲斐もなく結構わくわくどきどきしている。
「鍋奉行犯科帳 (集英社文庫)」読了。
この作者がこんなのも書いているとは意外だった。SFじゃないし、地口落ちじゃないし。とはいえ全体に漂う「んなアホな」感(褒め言葉)は健在で肩のこらない読み物だった。大阪出張の帰りに読むのにちょうど良かった。
「植物図鑑 (幻冬舎文庫)」読了。
あっさりしたタイトルから、七草粥くらいのあっさり感を予想していたら御節料理クラスのべた甘だった。まあこれはこれで面白い。正月だし。松もとうに明けたけど。
「グイン・サーガ・ワールド 6 (ハヤカワ文庫JA)」読了。
今後、これらの続編が確実に単行本化されるのであればこの体裁で刊行される「雑誌(なのかな)」は避けておいたほうが良いのかもしれないなあ。
「グイン・サーガ・ワールド5 (ハヤカワ文庫JA)」読了。
ついに、というべきなのだろう。他の作者によるグインサーガ本編の続編が開始された。若干、登場人物の性格の変化など気になる部分はあるが、許容できる範囲だとわたしは感じた。がんばって物語のけりをつけてほしいものだと思う。