「もしもし、運命の人ですか。」読了。
自意識過剰な男はきっとモテないのだけれど、「あなた自意識過剰よ」と周り中の女性から言ってもらえる男はモテるのだろう。多分。
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「もしもし、運命の人ですか。」読了。
自意識過剰な男はきっとモテないのだけれど、「あなた自意識過剰よ」と周り中の女性から言ってもらえる男はモテるのだろう。多分。
「ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ 17」読了。
良く続くなあ。テレビで言えばバラエティ番組のように、「終わる理由が特にない」という理由で続いているような気すらする。がんばれ作者。
「雷神と心が読めるヘンなタネ こどものためのゲーム理論」読了。
子供向けのゲーム理論入門書。物語仕立てのこうした入門書は「それ本当にうまくいくの?」という疑問を物語の中でつぶしてしまいがち(「ほんとだ、うまくいった!」)だが、この本ではうまくいかないケースはうまくいかない、難しい話はここからは難しい、とはっきり提示しているところに好感が持てる。なんで雷神?などもしかしたらわかる人にはわかるネタが隠されている気配はするのだが、そのあたりは明かされず。ある日突然「あ、あれはこれと掛けていたのか」とか気づいてみたいものだ。
「2084年のSF」読了。
そうか。2084=1984+100なのね。さすがに2084年まで私自身が生きることはないだろうけど、オーウェルが見ていた悪夢はしっかり現実化しそうですな。
「フラジャイル(23)」読了。
前の巻で終わってしまうのではないかとびくびくしていたのですが、また偉く重厚なエピソードが始まって。
(まさかこれがラストエピソードとか?びくびく)
「ティモシー・アーチャーの転生〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)」読了。
40年近く前にサンリオSF文庫版を読んで以来の再読、のはずなのだがまったく覚えていなかった。
ある意味お得だと思うのだが、もしかしたら損してるのかもしれない。
「世襲と経営 サントリー・佐治信忠の信念」読了。
磊落な印象のある経営者が、実は一生懸命それを演じていた、という記述に感銘。
以前なにかのケーススタディで「経営者の年頭所感がどんどん『暗い・景気の悪い』話になっていく」というのを見て、経営者は無理してでも明るくふるまうべきと感じたことがあるのを思い出した。
「四畳半タイムマシンブルース」読了。
暑苦しくて可笑しくて、で意外なほどちゃんとSFで。森見登美彦版「笑うな」といった風情。←最高に褒めてる。
「異常論文」読了。
論文の形式を採ったSF作品集。小説っぽさ・物語っぽさは作品によって違うが、淡々と述べられる「事実」を積み重ねて異常な世界が形作られるのを呆然と眺める、のがとても楽しい。読みごたえもすごくて、2022年10月はずっとこれを読んでいた印象。
「よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続」読了。
当然だが、ミノタウロスは登場しない。