Quod Scripsi Mutatus

「エンジニアの心を整える技術: 誰でも実践できる心のリファクタリング術」読了。
心を整えることって、意外に・意外なほど理詰めで、自分の心っていうブラックボックスをブラックボックスなりに運用していくことなのだと思う。
2も出ているようなので、Kindleで読めるようになったら読もうかな。

「昨日がなければ明日もない」読了。
また宮部みゆきの本を捨てなければならない。読まずに我慢するわけにもいかず、待っても電子書籍化される見込みはなく、ハードカバーで積んだあげくに読み終わったら捨てる。読み返す確率は低いし、また買えばいいし、図書館にだってある。だけどここ数年捨てる本といえば宮部みゆきの本ばっかりで、何とかならんもんかなと思っている。
で、この本。杉村三郎シリーズの5作目。前々作「ペテロの葬列」で主人公が生活の大きな転機を迎えたので、ここでシリーズ終わるのかなと思ったら続いていて、いろいろいきさつもあるのかもしれないけれど、こういうところをうまくやってもらえるのはとてもうれしい(三島屋変調百物語シリーズも意外な形でシリーズが存続したのでとてもうれしかった)。折に触れて出てくるブルジョア層の生活にかかわる諸々も、なぜか頻度はあまり変わらない(うがった読み方かもしれないが、東野圭吾「超税金対策殺人事件」のような事情があるのではないか)。また、車の車種名やソーシャルメディアサービス名など商標の扱い、若者言葉やネットスラングの扱い方も興味深い。

「世界最高のエビデンスでやさしく伝える 最新医学で一番正しい アトピーの治し方」読了。
最新の治療方法についてももちろん触れられているのだが、本来診察室でもっと語られるべき、そして多くの場合端折られてしまう「なぜこの(標準)治療なのか」という説明に紙幅が割かれている。


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「荒潮 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)」読了。
最近とみに読む機会が増えている中国人/中国系作者によるSF。訳すにあたっての苦労もあったと思うのだがとても読みやすく、ちょっとサイバーパンクっぽくて懐かしい感じの読み心地だった。


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「ユダヤ教徒に見る生き残り戦略」読了。
旧友の著書。イスラム世界でいかにユダヤ教徒たちが生き延びてきたかについて。ここ十年に読んだ本で一番ちんぷんかんぷんだった。しかし、ゲニザ文書というものの存在やユダヤ教徒同士の緩やかなしかし強靭な連携の在り方、したたかなイスラム権力への食い込み方など、実に実に興味深い。この本をネタにまた語り合いたいものだ。

「フラジャイル(17) (アフタヌーンKC)」読了。
すげえな前半80%主人公が出てこない。


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「ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ 12 (MFコミックス ジーンシリーズ) 」読了。
前巻で、作中の時間が現実に追いついてしまったこの作品、面白いんだけどなーんか既視感。考えてみれば多分Twitterで見てる。まあいいや。ガンバレ作者。


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「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ (ハヤカワ文庫JA)」読了。
「アステリズムに花束を」所収作の長篇版。この後「昏魚の代弁者」「ツインスターの子供達」と続刊があるに違いない。超期待。


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「7分間SF (ハヤカワ文庫JA)」読了。
こういう「さあ、短篇SFだぞ」と勢いこんで出してもらえるのはとても嬉しい。往年の星新一を思わせる洒落た作品が並ぶ中、「この日のために」が素晴らしい2段落ち。


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「七王国の騎士 (氷と炎の歌)」読了。
Game of thronesこと、氷と炎の歌シリーズの世界を舞台とした短篇集。時代的設定としては、本編で既に老齢となっている人物が出てきてもおかしくないのだがそこは巧妙に避けられている。「ん、この人はあの人ではないのか」とウェブを渉猟すると、海外ドラマファン向けの情報サイトに盛大なネタバレをくらったりするので注意。


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