「量子回廊 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)」読了。
年刊日本SF傑作選も、2009年度版で3冊目。引き続き実に贅沢なラインナップで嬉しくなる。
第1回創元SF短編賞受賞作「あがり」を収めている。
自己診断@千正.comに「CES-D(うつ病自己評価評価尺度)」を追加。このテスト、日本人はやや高めに判定が出る傾向があるらしい。
あなたの得点:19点
軽度のうつ状態と考えられます。ただし、このテストでは日本人特有の「謙譲の美徳」のために若干判定が高めに出る場合もあるようです。
判定結果を鵜呑みにすることなく、心配なことがあれば専門の相談窓口、医療機関に相談しましょう。
「MM9 (創元SF文庫 )」読了。
いわゆる「怪獣もの」でありながらSF小説としても本格的なものを目指す、というチャレンジがすばらしい。TVドラマ化もされており、こちらはこちらで「怪獣もの」の体裁をとりながら怪獣はほとんど画面に登場しないというすばらしいチャレンジ(笑)。
終盤「ネーミングだけでそこにつなげるかぁ」「設定上仕方ないかもしれないけど、そこに落とすかぁ」はあったけれど(いや、それだからこそ、か?)、昔ウルトラマンやゴジラに熱狂したことがあって、「空想科学読本」シリーズもニヤニヤしながら読んだような人におすすめ。ついつい読みふけってしまいます。
#現役小学生に与えてもOK。すっごく面白かった、とのこと。君は何もわかっちゃいないな。