2011年1月アーカイブ

「ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S> (創元SF文庫)」読了。
収録されている16編のうち、既読4編。今後の作者買い対象候補2名も見つかったことなので後悔はまったくしていない。

「ICO-霧の城-(下) (講談社文庫)」読了。
ラスト間際、ヒロインが意外に力持ちでびっくりした。


「ICO-霧の城-(上)」読了

「ICO-霧の城-(上) (講談社文庫)」読了。
ブレイブストーリーのときも感じたのだが、作者が思い描いている光景を全て伝えようとしすぎて描写がくどくなっているような気がする。ストーリーは、まあRPG的な感じ…とおもっていたらゲームのノヴェライズだったようだ。

「どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)」読了。
去年読んだ「卒業」とおなじ加賀恭一郎シリーズ。感想も同じで「犯罪者(あるいは犯罪的行動をとる人)がちょっと多すぎないか、という印象。」

「スティーヴ・フィーヴァー ポストヒューマンSF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)」読了。
このテーマ、何というか考えさせられる作品が多かった。「人間とは何か」という定義が揺らぐことによる影響が大きいからだろうか。

「ワイオミング生まれの宇宙飛行士 宇宙開発SF傑作選」読了。
これもSFマガジン創刊50周年記念アンソロジー。「宇宙SF」ではなくあえて「宇宙開発SF」を集めた作品集。表題作が泣けます。たぶん映画化は無理ですが。


2010年に読んだ本を振り返る

あけましておめでとうございます。ふと思い立って昨年読んだ本を振り返ってみることにしました(<旧年中にやっておけよ)。

<2010年、私の読書傾向>

  • 読書量、引き続き減少
  • 作者買い・作者読み傾向強まる
  • SF短編集大好き、翻訳SF激減
  • たまにはカタい本も
<読書量、引き続き減少>
読書は別に量を競うものではありませんが、70冊をきってしまうのはわれながら寂しいです。2011年は月10冊・結果として年間100冊くらいを目指したいと思います。幸い、異動した上司が残してくれた蔵書や後輩が「捨てるのも何なんで」と譲ってくれた東野圭吾作品が会社に結構な量たまっているので困ったときにはそれを読めばいいかと。
<作者買い・作者読み傾向強まる>
はずれ率が異様に低い宮部みゆき、映像化作品の多い伊坂幸太郎には大変お世話になりました。伊坂幸太郎は出版順にすこしずつ読むようにしています。あと、数年前に「ガリレオ」シリーズから入った東野圭吾は後輩から大量にゆずってもらったのでしばらく安泰、海堂尊はあまりまとめて読むと飽きが来てしまいそうなので現在ちょっとインターバルを置いています。そういえばここ2年ほど京極夏彦を読んでないな…。小川一水も作者買いの対象にしていますが、今年は「天命の標23」の2冊だけであとはアンソロジーに収録された短編だけだったように思います。
<SF短編集大好き、翻訳SF激減>
昨年最後の記事でも触れましたが、2010年はSF短編集・アンソロジーに収穫の多い年でした。
河出文庫から出た書き下ろしアンソロジー「NOVA 12」をはじめ、「虚構機関」「超弦領域」「量子回廊」と続いた創元SF文庫の年刊日本SF傑作選、さらにはSFマガジン創刊50周年記念アンソロジー(「ここがウィネトカなら、きみはジュディ」のみ読了、あと2冊あり)などなど。何度でも繰り返して書きます。夜が更けるのも忘れて一気に読み通してしまうSF長編はすばらしいですが、地下鉄が1駅進む間に異世界との往復をさせてくれるようなSF短編は人類の宝です。
一方、これはもう私の体力不足によるものが大きいのですが、長編SF特に翻訳物はほとんど読めませんでした。
<たまにはカタい本も>
古い友人の桂君に触発されて(「もしも高校野球の女子マネージャーが…」を読むのに先駆けて)ドラッカーのマネジメント本を読んだり、コトラーのマーケティング3.0を読んでみたりしたが、どうもカタい本は眠くなっていけません。そうした中で「これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学」はすばらしかったです。軽いもの、やわらかいものばかりとっていると消化する力が衰えてしまうのは食べ物も本も同じ。意識して歯ごたえのあるものを読むようにしなければ。

<で、2010年ベストは?>
2010年私の読んだ本ベスト5は以下の通り。
山本弘MM9
冲方丁天地明察
宮部みゆき「孤宿の人 上
マイケル・サンデル「これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学」
[Web開発者のための]大規模サービス技術入門
SFのアンソロジーはどれも楽しませていただきましたが1冊に決めづらいので。

本年もよろしくお願いします。



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Books

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