「「世界征服」は可能か?」読了。
この作者の本だったら、もう1冊、最近話題になっているやつを読むべきだということはわかっているのだが。
「京極噺六儀集」読了。
京極夏彦による、狂言・講談などの台本集。オリジナル台本も良いが、神田山陽の「巷説百物語 小豆洗いより」がなかなか良い。
「オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える」読了。
想像を絶するストレスにさらされた人間は、時として人並みはずれたユーモアの感覚を発達させる場合がある。
ああいう「口のへらないジジイ」になりたいと思わないではないが、あきらめよう。あれは、常人には無理だ。
「ばいばい、アース (3)」読了。
相変わらず世界観・設定に関する説明はさっぱり。だが、それがいい。
「キヤノン式―高収益を生み出す和魂洋才経営」読了。
キヤノンの経営がうまくいっているのはなぜか、という問いへの答は、「経営がうまくいっているから」になるのではないだろうか。
笑ってはいけない。経営がうまくいっていたせいで経営がうまくいかなくなってしまう会社だって有り得るのだから。
「旅立つマリニア」読了。
うわあ、また話が膨らむのか。話を終盤に向けて収束させようという気はないのか。とっちらかすだけとっちらかして作者が彼岸へ逃亡、という展開だけは避けてほしいのだが(<不謹慎)。