「あなたに似た人〔新訳版〕 II 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕」読了。
旧訳版にはなかった「ボーナストラック」2編が追加されている。そのうちのひとつ「廃墟にて」は、どこかであらすじを読んだ記憶があるのだが、さてあれはどこだったか…。
「あなたに似た人〔新訳版〕 II 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕」読了。
旧訳版にはなかった「ボーナストラック」2編が追加されている。そのうちのひとつ「廃墟にて」は、どこかであらすじを読んだ記憶があるのだが、さてあれはどこだったか…。
「あなたに似た人〔新訳版〕 I 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕」読了。
新訳が出たということで久々にロアルド・ダールの短編集。予想通りすばらしい。読み進めるにつれてストーリーは脳裏によみがえってくるのだが、結末がわかっていても緊張感を保ったまま読み続けられる。
初読のときの息が詰まるような緊張を感じることは確かにないが、それは再読だからでも訳が変わったからでもなく、読み手側の息が続かなくなったということなのだと思う。
「Rで学ぶデータ・プログラミング入門 ―RStudioを活用する―」読了。
検討中だったプロジェクトがRを使わない方向に決まったので、途中から流し読み。必要に応じてまた戻ってこよう。
「ダイナミックフィギュア(下) (ハヤカワ文庫JA)」読了。
最後まで引っ張ったけど、やっぱり詰め込んだものが完全に生きたとは言い難い気がする。よい意味でも悪い意味でも連続アニメ的な面がある。
それはそれとして面白かった。パワフルな、小難しくない、SFらしいSF。
「おふくろの夜回り (文春文庫)」読了。
試験勉強中の息子の本棚からちょいと拝借。こういうこと(息子のチョイスを楽しむ)がようやく少しずつできるようになったのはありがたい。私の本棚の本を読んでは、こちらの文句に対して「何のために子供を生んだと思っているの!」と開き直っていたおふくろを思い出す。
「ダイナミックフィギュア(上) (ハヤカワ文庫JA)」読了。
待ちきれずにそろそろ単行本を買ってしまおうかと思っていた矢先に文庫化された。ラッキー。
同作者の「シオンシステム」と同様、SF的な設定を惜しげもなく投入している感じでとても贅沢。この分厚さ×上下巻、破綻なくもっていけるのか、と他人事ながらちょっと不安になった。
少なくとも上巻は絶好調。
「終末のフール (集英社文庫)」読了。
この作者らしい、こった構成。「死ぬことは分かっているがそれでも日常を送っている人々」の動きがちょっとずつ絡む。
「コロロギ岳から木星トロヤへ (ハヤカワ文庫JA)」読了。
「『天命の標』をご愛読いただいている皆様、お疲れ様です。」ではじまる帯の惹句が面白い。もちろん中身も面白かったです。
「風の万里 黎明の空(下) 十二国記 (新潮文庫)」読了。
それぞれに「不幸」を抱えた3人の少女の成長を描いているのだが、この3人、不幸と言う割りに条件が恵まれすぎてないか。
「風の万里 黎明の空(上) 十二国記 (新潮文庫)」読了。
これまでの同シリーズと、振り仮名の使い方が変わった。意訳的というかなんと言うか。悪くないやり方だと思う。