「夢中になる!江戸の数学 (集英社文庫 さ)」読了。
江戸時代に日本独自の発達を遂げた「和算」についての本。「天地明察」を読んだりしてこのところ和算づいている息子へのプレゼント、をちょいと拝借。
豊富な実例と共に、和算の独自性や先進性が紹介されていて、日本人でいる事を自慢したくなる。独自の文化を花開かせることができるのなら、鎖国というのもそう悪いものではないのではないか、とまで思ってしまう。
巻末の問題集は、中学生の息抜きに最適。
「夢中になる!江戸の数学 (集英社文庫 さ)」読了。
江戸時代に日本独自の発達を遂げた「和算」についての本。「天地明察」を読んだりしてこのところ和算づいている息子へのプレゼント、をちょいと拝借。
豊富な実例と共に、和算の独自性や先進性が紹介されていて、日本人でいる事を自慢したくなる。独自の文化を花開かせることができるのなら、鎖国というのもそう悪いものではないのではないか、とまで思ってしまう。
巻末の問題集は、中学生の息抜きに最適。
「天獄と地国 (ハヤカワ文庫JA)」読了。
つまり、あれだ、ダイソン球の外に住んでいる人たちが巨大ロボット(?)それもギーガーあたりがデザインしたような感じのを使って頑張って中に入る話、と。(なんて乱暴なまとめだ…)
「OUT OF CONTROL (ハヤカワ文庫JA)」読了。
映画化もされた「天地明察」で第7回本屋大賞などを受賞している冲方丁による短編集。「天地明察」の原型となった短編「日本改暦事情」を収めている。初出がホラー系アンソロジーの作品も含まれているのが、めっぽう怖い。最近はめっきり時代小説づいてしまっている作者だが、こっちのほうが好きなのではないかと勘ぐりたくなる。
「ふわふわの泉 (ハヤカワ文庫JA)」読了。
第33回星雲賞受賞作。この作品が感じさせるような、一つのIfから大きく敷衍していくわくわく感というのはSFの醍醐味の一つだと思う。
「クジラの彼 (角川文庫)」読了。
先日読んだ「ラブコメ今昔」の前編に当たる国防ラブコメ(作者はこう呼んでいるようだ……)短編集。同作者のいわゆる「自衛隊三部作」と関連する作品もあり、まっったく違う作品内容には驚かされる。
「NOVA 8 ――書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)」読了。
編集後記にいわく「年明けからずっと、来る日も来る日もひたすらSF短編を読みつづけていた気がする」。すごい苦行なんだろうけど、うらやましい……。
「スイッチを押すとき (角川文庫)」読了。
「後味の悪い小説」と某所で紹介されていたが、特に後味の悪さは感じなかった。終盤、若干くどい感じは確かにした。
「陰陽師 天鼓ノ巻 (文春文庫)」読了。
主人公2人がじゃれあっている様子が何とも。