「定年性依存症―「定年退職」で崩れる人々」読了。
要するに老人閑居して不善をなす、か(違う)。
私も、仕事に限らず物事全般に対して「過適応」するタチなので注意しなければ。
どう考えても仕事依存症ではないのだが。
「定年性依存症―「定年退職」で崩れる人々」読了。
要するに老人閑居して不善をなす、か(違う)。
私も、仕事に限らず物事全般に対して「過適応」するタチなので注意しなければ。
どう考えても仕事依存症ではないのだが。
「ザ・マインドマップ」読了。
自分の考えをまとめるのに優れた手法だろうとは感じるのだが、「このペンダントをつけているだけで幸運が」のような胡散臭さが漂う。
まあ、読むとマインドマップを書いてみたくなるのは確か。この本に関する評価は「いまいち」、だがマインドマップという手法そのものに関する結論は保留。
「失敗学」読了。
失敗学の提唱者による入門書。
山の中の温泉宿にたとえて、継ぎ足し型の設計の危険性を説くくだりはまさに我が意を得たり、という感じ。
「俳句―四合目からの出発」読了。
先日読んだ「きまぐれ博物誌」で紹介されていたもの。初心者の俳句を大量に集めて、その陥りがちなパターン別に指摘している。その指摘の厳しさたるや、やれ用語がステレオタイプだ、文法が間違っている、表現が冗長だ、と大量の例句まで挙げてけちょんけちょんである。
ところで、この本のあとがきは著者を「実作の面ではマイナーポエットにとどまりはしたけれども」と評している。ある意味、この本で最も切れ味鋭い批評かもしれない。