「奇想天外SF兵器」読了。
「宇宙の戦士」がクラークの作品になってたり、話のもっていき方がおかしかったり、イラストレーター(加藤直之)のコメントがどことなく不満げだったり、不審に思いながら読みおわったが、この本、第10回日本トンデモ本大賞を受賞した知る人ぞ知る迷著らしい。
なるほど。
「1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記」読了。
何もわからなくなってしまうのは、むしろ慈悲なのだろうか。
「いのちのハードル―「1リットルの涙」母の手記」読了。
介護の必要な子を持つ身としては他人事ではない。必要なのは前向きさ、バイタリティー、そして周囲の理解か。
「ディアスポラ」読了。
難解な数学が満載された、ハードといえばあまりにハードなSF。
しかし、(特に後半)どことなくルーディ・ラッカーあたりの「理論に裏打ちされたおバカSF」を思い出してしまうのは、なぜなのだろう。
「文庫版 絡新婦の理」読了。
「ゆこう」
「ゆこう」
そういうことになった――と、夢枕獏なら3行で片付けるところを980ページ。一時代前の筒井康隆と小松左京の関係を思い出す。