「さいごの戦い」読了。すべてを飲みこみ、無理矢理あるべきところに落ち着けてしまう、まるで大津波のような大団円。
「魔術師のおい」読了。シリーズ第6巻だが、物語世界の時間軸上では(これもちょっと問題のある表現だが)第1巻の前にあたる。
いくつかの事項に説明がつき、輪が閉じて完全なものになる快感、退屈だった音楽から主題が浮かび上がってくるよろこびを感じることができる。
予定調和と言ってしまえばそれまでだが。
「カスピアン王子のつのぶえ ナルニア国ものがたり (2)」読了。
ご都合主義という魔法の強力さにもだいぶ慣れてきました。
「パンプルムース氏の晩餐会」読了。
シリーズ第7作。登場人物の描きわけが弱かったり(これは私がミステリーをあまりたくさん読まないことが(二重の意味で)原因)、ダイイングメッセージの謎が最初から読めてしまったり(いや、メッセージ前半はある意味「まさか」と思いましたが)ということはあるものの、適度に楽しめる作品。肩のこらない読み物を探している向きにはおすすめ。
「大魔術師対10人の女怪!」読了。
シリーズ17冊目、らしい。第1作から読んでいるが、正直「え、もうそんなに?」という感じがする。こういう感じを受けるのは、