「さいごの戦い」読了。すべてを飲みこみ、無理矢理あるべきところに落ち着けてしまう、まるで大津波のような大団円。
「魔術師のおい」読了。シリーズ第6巻だが、物語世界の時間軸上では(これもちょっと問題のある表現だが)第1巻の前にあたる。
いくつかの事項に説明がつき、輪が閉じて完全なものになる快感、退屈だった音楽から主題が浮かび上がってくるよろこびを感じることができる。
予定調和と言ってしまえばそれまでだが。
「カスピアン王子のつのぶえ ナルニア国ものがたり (2)」読了。
ご都合主義という魔法の強力さにもだいぶ慣れてきました。
「火の山 グイン・サーガ(102)」読了。
この巻で一区切り、という感が強い。またしばらく「三国志」的な展開になるのでは。