「神祭」読了。
最近、このくらいの長さの小説を読むことが多いなあ。
作者たちに長いものを書く体力がないのか、短いものをまとめる気力がなくなっているのか。
いやいや、気力や体力を失っているのは読み手のほうだ。きっと。
「今日も元気に魔法三昧!」読了。
前作を読んでから約10ヶ月。今回は共作者を迎えての連作集。楽しめるが、軽い話の割りに道具立てが妙に立派で戸惑いを感じる。ま、いいけど。
「巷説百物語」読了。
こういう特殊な癖の持ち主がこうも続々と登場することに違和感を感じる。しかし、ぶつぶつ言いながらも一気に読み通してしまう。さすが。
「リハビリテーションを考える―障害者の全人間的復権―」読了。
素人が読むにはやや専門性が高かった。しかし、後天的に障害を得た人にとっての受容の大切さ、あたりは非常に興味深く読むことができた。
一方で、作者自身が述べているように「生まれつきの、あるいは幼児期に障害をもつようになった障害児や、ティーンエイジャーの障害青少年の心理の問題についてはひじょうに不十分」でもある。さらにいえば、障害児を持ってしまった親にとっての「我が子の障害の受容」「障害のある我が子の受容」について論じている本も探してみたい。
「おれボテ志デラックス」読了。
ほぼ日刊イトイ新聞の人気コーナー「うるまでるびののぞきあな」の抜粋版。3年間にわたる毎日のイラスト入り育児記録をウェブで1日分ずつ見ていくのがおっくうな方には最適。