「平面いぬ。」読了。
おもしろかったが、前に読んだ2冊ほどの凄みは感じなかった。同じ作者のもう少し長いのが読みたい。
「すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた」読了。
ティプトリーの作品を読むのが久しぶりだったので構えすぎてしまった感あり。
素直に読んでいけば美しくて、しかもちゃんと奇抜な物語になっている。
「恢復する家族」読了。
障害を持つ子を授かったときに必要なのは、その子の能力に対する過不足のない評価と、その子の活動に対する柔軟な評価、といえるかもしれない。
「七つの怖い扉」読了。
2つほど既読だったが、それもアンソロジーの醍醐味(<負け惜しみではない)。
怖いんだけど、どの話も語り口は割合に淡々としている。
「チチンプイプイ」読了。
この2人の取り合わせって、誰が考え付いたんだろう。微妙なかみ合わなさが新鮮。
クリスタル・サイレンス(下)読了。
ちょっと「プリンセス・プラスティック」シリーズを思わせるところが。
意外と良かった。
クリスタル・サイレンス(上)読了。
道具立てが結構盛りだくさん。こういう外連のあるSFを読むのは久しぶりかも。
「恐怖の宇宙帝王/暗黒星大接近! 」読了。
なんと戦前に発表されたSF。さすがに古臭さは否めないが、原点はここにあるのだということを再認識させられる。
「二分脊椎のライフサポート―育つ力(本人)と育む力(家族、教育、福祉、看護、医療)をつなげて」読了。
記述が具体的なので、二分脊椎に馴染みの薄い親にはちょいと重いかもしれない。読み終わりはしたものの、役に立つのはこれから。