Reading: 2004年7月アーカイブ

「クレギオン(1)ヴェイスの盲点」読了。
SF的な(必ずしも科学的とは限らない)考察がしっかりしていて、それでいてとってもご都合主義(ほめてます)。こういうバランス、好みです。


(ISBN: 9784150307424)
¥0

というわけで、野尻抱介を作者買いの対象に認定。

「レッド・マーズ(下)」読了。
政治SFかと思いきや、後半は(小川一水を思わせるような)土木SFと化してしまった。

大変すばらしい。


(ISBN: 9784488707033)
¥0

(ISBN: 9784488707026)
¥0

小川一水で思い出したが、「復活の地」の2巻がAmazonで予約可になっている。お好きな方は、ぜひ。
復活の地(2)
(ISBN: 9784150307660)
¥902
在庫あり

「D‐血闘譜」読了。
このシリーズにおいては、絶世の美男美女・超人・怪人の方が多数派で、あとがきで言及されている「Mくん」のごときは少数派中の少数派といっていい。
#だから生き残るわけだ。

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「レッド・マーズ 上」読了。
前半、やや緩慢に話が進むが、(上巻の)真ん中あたりから俄然おもしろくなる。


(ISBN: 9784488707026)
¥0

「怪盗ニック対女怪盗サンドラ」読了。
さらりと読めるが、後半になって「え、え?」と読み返してしまうことも。さくさくと楽しみたいが、口当たりのよさにだまされるのは禁物。

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「大結婚。」読了。
そういえば、今日は6回目の結婚記念日(鉄婚式)。あらためて、妻に感謝したい。

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「ドイツ人のバカ笑い」読了。
ジョークは世相を映すなどと言われるが、ドイツの現代史をたどりながら、その時代のジョークを紹介すると言う試みは大変興味深い。
ジョーク集としても、結果的に多様な形式のジョークが紹介されており、そういう意味でもお買い得な一冊と言ってよいと思う。

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「ミステリア」読了。
複数の女性作家によるアンソロジー。すでに自分にとって評価の固まっている作者を目当てに購入し、他の作家を発見することができた。こうしたアンソロジーの利点の一つではないだろうか。特に「増殖」の明野照葉は収穫だった。

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「ささらさや」読了。
このところいろいろあったので、家族のあり方とか、考えさせられてしまいました。
“いろいろ”の内容は、近日別のBlogを立ち上げて記録していこうかと思っています。

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「インコは戻ってきたか」読了。
主人公の姿がリアルに、というよりは身も蓋もなく描写される。これは女性作者ならではのものかもしれない。

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「青いバラ」読了。
いま、ほうぼうで話題になっているニュースに関するノンフィクション。

バイオテクノロジーなどと言う邪道を使って人類の夢を実現しようとする某企業は悪。

そんなことは一言も書いていないが、読むものにそうした印象を与える。トピックの選択、取り上げる順番、記述の多寡の組み合わせによるものだが、ここは素直に作者の器用さをほめるべきところ。ここまでやるのは、色々な意味でたいしたものだと思う。

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先日、母親から電話があった。中学時代のクラスメートKから電話が入ったという。指定された電話番号にかけてみて、いくつかのことがわかった。
・近日、久々のクラス会が開かれること
・クラスメートに連絡をとろうとしているが、特に男子はほとんど連絡がつかないこと
・本来なら幹事をやるはずのSは、3年前に交通事故で死んだこと

その電話番号は「店の電話なんだ」とKは言った。ふと思いついてその電話番号をGoogleで検索し、いくつかのことがわかった
・中目黒の商店街のはずれに、家族経営のこじんまりとしたケーキ屋があること
・良心的な価格設定と意外性のある味で、どうやら知る人ぞ知る店であるらしいこと
・最近店で働き始めた30代の若夫婦、がKらしいこと
中学時代はちょっと不良っぽかったKが、どんな顔をしてケーキを作っているのか、そのうち見に行ってやろうと思っている。

さて、米原万理の新作(新規文庫化)は、35年ぶりに旧友と再会する話で、を受賞している。1960年代~2000年前後までの東欧という、軽々しく語ることのできない舞台を選びながら、それでも文章は軽妙さを失ってはいない。

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みんな、元気かな。

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