「宇宙兵志願 (ハヤカワ文庫SF)」読了。
圧倒的なリーダビリティ。宇宙軍に志願した少年の成長譚。としか紹介できない。つまり、未来における架空の宇宙軍の日常を切り取ってはいるけれど、大きなストーリーの流れがない。
そういいながら続編が出たら買うだろうけど。
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「宇宙兵志願 (ハヤカワ文庫SF)」読了。
圧倒的なリーダビリティ。宇宙軍に志願した少年の成長譚。としか紹介できない。つまり、未来における架空の宇宙軍の日常を切り取ってはいるけれど、大きなストーリーの流れがない。
そういいながら続編が出たら買うだろうけど。
「紙の動物園 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)」読了。
ヒューゴー、ネビュラの両賞など多数受賞している表題作の他全15編をおさめた短編集。期待に違わず、上品な焼き菓子のような、程よいサイズで口当たりが良くて心地よい作品が、「読んでも読んでもまだ出てくる」。しかも解説によると、作者はテッド・チャンより(!)多作らしい。本書の訳者とのコンビによる続刊を待ちたい。
「陰陽師 螢火ノ巻」読了。
30年の長寿シリーズは、いい意味でのマンネリズムに満ち溢れているのだが、そのマンネリ部分も少しずつ変化しているのが作者の気配りではないかと思う。晴明と博雅の関係性も最近では老夫婦のようで(笑)。
「陰陽師 蒼猴ノ巻」読了。
「ゆこう」「ゆこう」と違うパターンが続いたので、この巻はそういう趣向なのかと思ったら、そうでもなかった。
蒼猴、変わったサブタイトルだと思ったら、そういうことだったのか。青猿は準レギュラー化しそうな予感。
あとがきでキマイラシリーズ再開が告知され、大幅に遅ればせながら読み返しの必要を感じている。