「ターン」読了。
話の流れに引っ張られて、設定に無用の負荷がかかっている。しかし、それはそれできれいにまとまっているのだから、あとがきでいいわけをする必要はないのではなかろうか。
「踊る少女」読了。
自分の良く知っているはずの相手が違う顔をもっていた、という怖さをテーマにした短編集。じゃっかん、傾向が読めてしまう嫌いはある。
「池澤夏樹詩集成」読了(詩集を読みおえるというのも変なのだが、それを言い出すとどんな本も読みおえるということがありえなくなってしまう気がする)。
池澤夏樹が詩を書いている(いた)ことを知っている人は案外少ないようだ。どの詩も読み終えたあとに映像が浮かぶ感じがして気に入っている。
「へんこつ なんこつ―私の履歴書」読了。
名のある経営者は何かしら語るに足るものを持っている。うらやましい。
「復活の朝―グイン・サーガ〈92〉」読了。
物語に比較的大きな区切りがついた。次からの展開が楽しみ。作者もあとがきで触れているが、あと8巻で収拾がつくとは、とても思えない<ほめ言葉。
「できる社員は『やり過ごす』」読了。釈然としていなかったことのいくつかが腑に落ちた。主流派の意見ではないが、手札のひとつとして理解しておきたい考え方。
「トリビアの泉 4」読了。この本を読むのは、本を読んでいる、というよりは雑誌を眺めているのに近い感覚。
それにしては高いな。
「恋愛100の法則」読了。
含蓄に富んではいるが、いかんせんちょっと長すぎる。
一冊の本の中でネタがかぶる“中島○も現象”がおきかねない。
「鉄槌!」読了。
何がすごいって、登場する弁護士たちの日本語がすごい。それだけでも一読の価値あり。
「新解さんの謎」読了。…新明解に限らず、短い文章で抽象的なものを定義しなければならない国語辞典は、大真面目に妙な事を言う、という結果に陥りがちな気がする。それをあまり茶化すのは編纂者に気の毒だ。
が、笑ってしまう。
「仮面ライダーSPIRITS (5)」読了。く~っ、格好いいねぇ。
「消えた少年たち〈上〉」読了。
久々のカードだが、これまで読んだカード作品とずいぶん毛色が違うので戸惑った。