「雷神と心が読めるヘンなタネ こどものためのゲーム理論」読了。
子供向けのゲーム理論入門書。物語仕立てのこうした入門書は「それ本当にうまくいくの?」という疑問を物語の中でつぶしてしまいがち(「ほんとだ、うまくいった!」)だが、この本ではうまくいかないケースはうまくいかない、難しい話はここからは難しい、とはっきり提示しているところに好感が持てる。なんで雷神?などもしかしたらわかる人にはわかるネタが隠されている気配はするのだが、そのあたりは明かされず。ある日突然「あ、あれはこれと掛けていたのか」とか気づいてみたいものだ。
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