「七人の敵がいる 」読了。
PTA小説と銘打っているらしい。特に前半、身につまされることが多すぎて読むのが辛かった。
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「七人の敵がいる 」読了。
PTA小説と銘打っているらしい。特に前半、身につまされることが多すぎて読むのが辛かった。
「イマジン? 」読了。
映像制作会社を舞台にした連作集。映像化作品もたくさん持つ作者ならではの「あ、この作品のモデルはあれかな」が楽しめる。
「日本の小説の翻訳にまつわる特異な問題-文化の架橋者たちがみた「あいだ」 (中公選書 147) 」読了。
第46回サントリー学芸賞受賞作。何の気なしに読んでいる日本語の小説を、さて英語に訳そうとするとこんなにも大変だとは。
川端康成「雪国」への言及があり、同作の翻訳といえば清水義範の名作「スノー・カントリー」を思い出す。
「猫の刻参り:三島屋変調百物語拾之続 」読了。
このシリーズもかれこれ15年以上も読んでいる計算。劇中劇ならぬ物語中物語もだんだん手が込んできて、先達たる(!)アラビアンナイトばりに多段階の構造を見せてきて興味深い。
「いけちゃんとぼく 」読了。
そう。男の子って放っておくとろくでもないことをするよね。
そして「それが大人になるのに必要なプロセス」とかはあとづけな理屈のような気もする。
「気の毒ばたらき きたきた捕物帖(三) 」読了。
舞台を江戸時代にもってはきているが、科学捜査あり避難所での窃盗ありと、やっていることはとっても現代風。
まあ、忠臣蔵の時代を南北朝時代に持って行ったみたいなもんだと思えばよくあることと。
「11の物語 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 」読了。
映画「パーフェクト・デイズ」で役所広司演じる主人公が読んでいたので気になって読んでみた。
なんというか共感性羞恥にも似た心境になる作品ばかり。「うわーやめとけよそんなこと...あーあ、ほーら言わんこっちゃない」みたいな。
「ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ 22 (MFコミックス ジーンシリーズ) 」読了。
このシリーズ10年以上つづいてるのか...書く方も書く方だが読むほうも読む方だ(笑)。
「物語の種 」読了。
読者からのメッセージをお題として書かれた小説を集めた短篇集。噺家の三題噺みたいなものといえばそうだけれど、すごい。
そして各編の間で微妙に世界線が重なる感じがよい。
「アンマーとぼくら 」読了。
途中までは、シックス・センスみたいな展開になるのだとばっかり思ってた(作者もそう思ってたのではないか)。