Quod Scripsi Mutatus

「漫画訳 雨月物語」読了。
畏友、武富くんによる漫画訳。物語を視覚化するという行為の凄みを感じた。とくに「白峯」で上皇が一瞬、人間態(笑)に戻るシーンは「そう来たか」とゾクっとした。もちろんこれは原文の『御面も和ぎ、陰火もややうすく消えゆくほどに、つひに竜体もかきけちたるごとく見えずなれば』あたりに対応しているのだが、素人はどうしても姿が消えるという超自然現象に気を取られてしまうところを、この漫画家はあの表情をひょいと提示してみせるのだ。全くすごい。


漫画訳 雨月物語

(ASIN: 456983101X) / ¥ 1,728

/ PHP研究所 / 在庫あり。


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「山手線のあやとり娘」読了。
中井紀夫再発見シリーズ、ひとまず終了。むかし好んで読んだ作家さんの未読作品を読むのはなかなかいい。次は新井素子あたりを試そうかな。



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「うつから帰って参りました (文春文庫)」読了。
仕事+うつ病に加えて薬物依存という、なかなかハードな「漫遊記(闘病記ではないらしい)」。“うつは心のガン”風邪のように放っておけば治るようなものではなく、治療が必要な死に至る病であるという認識に圧倒される。



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「進撃の巨人(20) (講談社コミックス)」読了。
【ネタバレ】あーあ、丸焼けだよ。
でもきっと死なないね。そういう漫画だもん(期待を込めて)。



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「死神のいる街角 (ふしぎ文学館SPECIAL)」読了。
中井紀夫再発見シリーズ第3弾。ホラー風味が強い短編集。



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「うしおととら (9) (少年サンデーコミックス)」読了。
ラスボスの姿が描かれ、主人公のライバルが登場し、と盛りだくさん。私はよく、このような少年漫画を「毎回のバトル」と「大きな物語の進行」に分けてとらえるのだが、この作品は後者の展開が非常に早く感じる。少年誌への週刊連載、という特性によるものかもしれない。



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「ブリーフ、シャツ、福神漬」読了。
先日読んだ「山の上の交響楽」に続き、中井紀夫の短編集。雰囲気が盛り上がってきたところでぶちっと終わる感じの作品が多いように感じた。これはこれで面白い読後感。



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「山の上の交響楽 (ハヤカワ文庫JA)」読了。
高校時代(30年前…)に読みふけった〈能無しワニ〉シリーズの作者による短編集。の表題作は再読だったが、当時文庫本を買ったのか雑誌掲載されたものを読んだのかは判然としない。とりあえず懐かしい作家の作品を電子書籍でゆっくり集めていこうと思う。



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「うしおととら (8) (少年サンデーコミックス)」読了。
最後のページで文字が切れていて、ストーリーには何ら関係ない文字だったにもかかわらず、「あ、スキャンしてるんだ」、何かナマナマしい感じがしてしまった。電子書籍で古いコミックスを読むことは、当時の読書の疑似体験なのかもしれない。最近の漫画はデジタル入稿が当たり前になっているらしいので、今後こういうことは減っていくだろうけど。



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「うしおととら (7) (少年サンデーコミックス)」読了。
ちなみに青函トンネル開通、青函連絡船の廃止は1988年、連載の3年ほど前。(もちろん青函フェリーは今でもあるが)四半世紀以上すぎた2016年、青函連絡船はすでに「歴史」になっていると感じる。


うしおととら (7) (少年サンデーコミックス)

(ASIN: 4091224873) / 藤田 和日郎 / ¥ 463

/ 小学館 / 通常1~2か月以内に発送


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