「失踪日記2 アル中病棟」読了。
タイトルは2とあるが、失踪日記の続編というよりはリライト・再構成といった感じ。
巻末対談でとり・みきが絵や構図を激賞しているのを読むと「なるほどプロはそういうところを読み取るんだ」と感心。なぜそういう印象を受けるかを言語化してもらえるのはとても気持ちがいい。また、プロの書き手はプロの読み手でもあるのだとこれまた感心されられる。
そしてこの、いっそ荒唐無稽といっていい作品が事実に基づいていることがひしひしと怖い。これは「ピックマンのモデル」の怖さだ。
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