「弥勒」読了。
障害児のきょうだいは、自身もまた独特の生きづらさを抱えるものらしい。が、ここまでこじらせるのも、しかもそれが作品に昇華するのも珍しいのではないか。
作者が亡くなってもうすぐ8年。この作品が書かれたのは作者が25〜6歳、新進の評論家、作家として大活躍を始めた頃とかぶる。そう考えると(巻末の解説にもあるが)外向きの活動と家族への複雑な思いがどのような形で折り合っていたのか、非常に興味深い。
「弥勒」読了。
障害児のきょうだいは、自身もまた独特の生きづらさを抱えるものらしい。が、ここまでこじらせるのも、しかもそれが作品に昇華するのも珍しいのではないか。
作者が亡くなってもうすぐ8年。この作品が書かれたのは作者が25〜6歳、新進の評論家、作家として大活躍を始めた頃とかぶる。そう考えると(巻末の解説にもあるが)外向きの活動と家族への複雑な思いがどのような形で折り合っていたのか、非常に興味深い。
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