「眩談 (幽BOOKS)」読了。
「幽談」「冥談」に続く第3弾。集められている物語はどれも「怖い話」ではあるのだが、恐怖をあおるというよりは、物陰に何か隠れているのではないかという不安や、知っているはずの事柄をどうしても思い出せない焦燥感といったものを引き出されるような感じ。これは、悪夢の構図だ。…てなことをこのシリーズについてはずっと感じている。ブログの紹介記事もずっと同じ。
ついでに言うと、ぶった切ったような、それでいて落ちはこれ以外にありえないような結末と読後感も同じ。
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