「死者の短剣 地平線<下> (創元推理文庫)」読了。 ウィザードリィにたとえると、石化してしまったエルフの僧侶(侍からクラスチェンジしたばかり)を差し置いて、訓練場から出てきたばかりの人間の戦士がグレーターデーモンをあっさり倒す話。 作者の意図によるものらしいが、主人公がちっとも敵を倒さないまま完結してしまった。そのくせちゃんとカタストロフ、じゃなくてカタルシスは感じられるのが不思議。
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