「夢中になる!江戸の数学 (集英社文庫 さ)」読了。
江戸時代に日本独自の発達を遂げた「和算」についての本。「天地明察」を読んだりしてこのところ和算づいている息子へのプレゼント、をちょいと拝借。
豊富な実例と共に、和算の独自性や先進性が紹介されていて、日本人でいる事を自慢したくなる。独自の文化を花開かせることができるのなら、鎖国というのもそう悪いものではないのではないか、とまで思ってしまう。
巻末の問題集は、中学生の息抜きに最適。
「夢中になる!江戸の数学 (集英社文庫 さ)」読了。
江戸時代に日本独自の発達を遂げた「和算」についての本。「天地明察」を読んだりしてこのところ和算づいている息子へのプレゼント、をちょいと拝借。
豊富な実例と共に、和算の独自性や先進性が紹介されていて、日本人でいる事を自慢したくなる。独自の文化を花開かせることができるのなら、鎖国というのもそう悪いものではないのではないか、とまで思ってしまう。
巻末の問題集は、中学生の息抜きに最適。
自己診断@千正.comトップページ(http://ex.senmasa.com/)の表示スピードがあまりにも遅かったので、修正。
利用者数が増えるに従って重くなっていた「各診断の人気順リスト」抜き出しのSQLを分割してやったところ、SQLだけで15秒かかっていたのがページ表示全体で2秒弱まで改善した。
ん、まてよ。この間サーバーを移行してからMySQLのバージョンも上がって副問合せが使えるようになったんだっけ。
ということでSQLをすっきりさせて再挑戦したところ、さらにSQLの実行速度は向上した。表示速度はなぜか微妙に悪化したが、ソースはこちらのほうがシンプルになるのでこれで行くとしよう。No. | 内容 | SQL実行 | 画面表示 |
---|---|---|---|
1 | 悪いSQL | 14.45s | 19.75s |
2 | SQL分割 | (合計)1.16s | 1.28s |
3 | 副問合 | 0.45s | 1.41s |
「OUT OF CONTROL (ハヤカワ文庫JA)」読了。
映画化もされた「天地明察」で第7回本屋大賞などを受賞している冲方丁による短編集。「天地明察」の原型となった短編「日本改暦事情」を収めている。初出がホラー系アンソロジーの作品も含まれているのが、めっぽう怖い。最近はめっきり時代小説づいてしまっている作者だが、こっちのほうが好きなのではないかと勘ぐりたくなる。
「ふわふわの泉 (ハヤカワ文庫JA)」読了。
第33回星雲賞受賞作。この作品が感じさせるような、一つのIfから大きく敷衍していくわくわく感というのはSFの醍醐味の一つだと思う。
「クジラの彼 (角川文庫)」読了。
先日読んだ「ラブコメ今昔」の前編に当たる国防ラブコメ(作者はこう呼んでいるようだ……)短編集。同作者のいわゆる「自衛隊三部作」と関連する作品もあり、まっったく違う作品内容には驚かされる。
「盤上の夜 (創元日本SF叢書)」読了。
囲碁、麻雀、将棋といったいわゆるテーブルゲームをテーマとしたSF連作短編集。ゲームがテーマなのに、いや、だからこそ、なのか、人間の業のようなものが漂ってくる感じで強い印象を受ける。
「NOVA 8 ――書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)」読了。
編集後記にいわく「年明けからずっと、来る日も来る日もひたすらSF短編を読みつづけていた気がする」。すごい苦行なんだろうけど、うらやましい……。
「スイッチを押すとき (角川文庫)」読了。
「後味の悪い小説」と某所で紹介されていたが、特に後味の悪さは感じなかった。終盤、若干くどい感じは確かにした。
「陰陽師 天鼓ノ巻 (文春文庫)」読了。
主人公2人がじゃれあっている様子が何とも。