お父さん、読み聞かせ、してますか?(「わが子に伝える『絶対語感』」読了)

| コメント(0) | トラックバック(1)

「わが子に伝える『絶対語感』」読了。
言いたい事はわかるのだが、「最近の若い者は」という年寄りの繰言の域を出ていない。
絶対語感、という言葉自体も「絶対音感と同様に幼少時からの適切な働きかけで培われる感覚」という意味合いで使われているが、わざわざ言葉を造る必然性があるとは思えない。本書で言うところの「絶対語感」は、言語に関する自分なりのスタンダード(標準・評価基準)とでも呼べばいいのではないだろうか。
とはいえ、そうしたスタンダードを構築するためには、小さいうちから訓練あるいは習慣付けを行う必要がある、という本書の主張はまったくもって正しい。だが、この本を読んで「なるほどなあ」と頷く暇と金があるのなら、絵本の一冊も買って、子どもに読んでやるべきである。
もう一点、気に食わないのは子どもに対して上述のような働きかけを行うのを母親の役割と限定していることである。子どもに本を読んでやるという楽しみを、母親だけに独占させておくことはない。
このEntryを読んでくださっているお父さん、読み聞かせ、してますか?

たとえば「ももたろう」。定番中の定番。言葉の意味がわからないうちからでも読み聞かせられるのが絵本の良さです。


アーノルド・ローベルの「がまくんとかえるくん」シリーズは、三木卓による訳文のリズムがよく、読み聞かせ初心者にもオススメ。

アーカイブ

Link