「トクヴィル 平等と不平等の理論家」読了。 黎明期を脱したばかりのアメリカを見たフランス人トクヴィルの著書からその示唆に富んだ民主主義感を論じる、という趣旨の本。評価の定まっていないモノを部外者の視点で観察することの優位性・有意性を感じた。 不勉強でお恥ずかしいかぎりだが、私はこれまでこのトクヴィルという人の名前を聞いたこともなかった。この本で盛んに引用されているトクヴィルとその著書が、架空のものだったりしたらさぞかし痛快だろうと思う(筒井康隆あたりがすでにやっていそうな手法だが)。
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