「ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか」読了。
アメリカの人気ウェブサイトが産んだ、素朴な疑問に基づく空想科学読本、といった趣き。
とにかく数ページおきに「周囲の物が全て高温のプラズマと化してキノコ雲となって立ち登」るのでげたげた笑いながら読める。
大学時代、駒場の飲み屋で重力波通信が話題になった時「簡単だよ。物質とエネルギーをばりばり変換して…」と目を輝かせていたT広君を思い出す。
Kindle版はこちら。
「ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか」読了。
アメリカの人気ウェブサイトが産んだ、素朴な疑問に基づく空想科学読本、といった趣き。
とにかく数ページおきに「周囲の物が全て高温のプラズマと化してキノコ雲となって立ち登」るのでげたげた笑いながら読める。
大学時代、駒場の飲み屋で重力波通信が話題になった時「簡単だよ。物質とエネルギーをばりばり変換して…」と目を輝かせていたT広君を思い出す。
「君に届け 24 (マーガレットコミックス)」読了。
うーん、相変わらず話の展開がおっそい。
最初の数ページを読んで「ああいつもの調子だ一周年おめでとう」で一気に最後のページに飛んでもストーリーを追う上では何ら問題はない。でも、そこをどう見せるかが「芸」なので文句をつけるのは野暮というもの。
そしてそして最終ページ!二人はこれからどうなってしまうのだろう⁉︎←きっと次も読む
「大尉の盟約〈下〉 (創元SF文庫)」読了。
本当にびっくりするくらいマイルズが登場しないまま、めでたしめでたし。主人公の扱いといい、前半(上巻)の随所にさしはさまれた経緯説明といい、シリーズの中休み的な位置づけだったのかな、と想像。
とはいえ、中休みをただの中休みにしないのがこの作者の凄さ。というわけで続刊の翻訳をひきつづき熱望しております。
「大尉の盟約〈上〉 (創元SF文庫)」読了。
大体予想通りの展開だった。しかししかし、驚くべきことに、そして喜ぶべきことに、まだ下巻がまるまる残ってる。
「悲嘆の門(下)」読了。
社会派ミステリー、時代物、ファンタジーなど、宮部みゆきは複数のジャンルで一級の作品をものし続けている。本書と設定を共有する「英雄の書」ももちろん面白かったのだが正直、他の作品に比べるとちょっと見劣りがする印象を持っていた。
本書において、作者は社会派ミステリーとファンタジーのクロスオーバーという一見困難な手法に挑戦し、大成功している。
「悲嘆の門(上)」読了。
よくもまあこんな面白い本を8ヶ月も積んでおけたものだと自分で呆れている。それだけ紙書籍、しかもハードカバーの本を持ち歩いて読むことの心理的なハードルが上がっているということなのだろう。
それにしてもこの本、内容は素晴らしいのに帯の惹句がひどい。帯を見て本を選ぶ人にはこの位でいい、という判断でもあるのだろうか。ミスリードすればいいってものでもないだろうに。
「光圀伝」読了。
水戸光圀というと、かくしゃくとした老人の姿がテレビの時代劇でもおなじみだが、この本では、若々しく文武両道に秀でた武士としての水戸光圀、という従来になかったイメージを作り上げている。ゲームでいえばチートキャラのような存在に、読者をして共感させるという難事に作者は挑戦し、見事に成功している。ブラボー。
「ST 警視庁科学特捜班 黒いモスクワ (講談社文庫)」読了。
身内にアピールする(他部署の「鼻を明かす」)ことを目的に活動する組織は一般的に言って弱いものだが、もちろん例外はあるらしい。
「ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人<新装版> (講談社文庫)」読了。
この作品、最初に出版されたのが1999年とのこと。もう16年も前のことなので、刑事が「電話のところに飛んでいく」てな描写があっても仕方ないのだ。
「ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版> (講談社文庫)」読了。
少し前にドラマ化された作品。登場人物がドラマのキャストで思い浮かぶのは賛否両論あるところだが便利は便利。