「コトラーのマーケティング3.0」読了。
マーケティングという分野のもつある種の胡散臭さに未だに馴染めない。この本を読みながら違和感の原因を考えていたが、概ね以下の3点に落ち着くように思う。
・定性的
・結果論
・無責任
もう少し専門的な勉強をすればすっきりするのかもしれないが、この本を読んでもこうした胡散臭さは解消できなかった。失礼な言い方をさせてもらえば、マーケティングは錬金術士や呪術医のやっていたことと変わらないように私には感じられるのだ。錬金術が化学につながり、おまじないが疫学や医学に昇華していったようなプロセスがマーケティングにも必要なのではないだろうか。
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