「「洋酒天国」とその時代」読了。 企業の広報誌、しかもバーの酔客向けのそれの中にあって、休刊から40年を経てなお語り継がれるものがどれだけあるだろう。 洋酒天国という雑誌を通して、その背景となった昭和30年代という「空気の濃い時代」を丹念に描き出している。 淡々とした筆致ではあるが、この筆者もまた、この濃い空気を呼吸して生きた登場人物の一人である。
羨望の溜息を禁じ得ない。
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