2012年7月アーカイブ

「ソーシャルリスク」読了。
ソーシャルメディアにまつわるリスクについての本。事例には事欠かないのだが網羅性の高いルールを策定するには「軸」が足りていないのではないかと感じてしまう。
また、これは完全にこちらの問題なのだが、企業向けのルールと個人向けのルールの間、「企業に属する個人」向けのルールについての言及が欲しかった。

「拡張幻想 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)」読了。
これまでの年刊日本SF傑作選にはなかった、「この年であることの意味」が非常に強く出ていた。伊藤計劃の早逝、探査機はやぶさの帰還、東日本大震災、小松左京の逝去と、この数年、日本SFにとって非常に大きな出来事が続いた結果なのだろう。今回は特に、読み応えのある良い作品が揃っていた。嬉しい。

「月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫)」読了。
ふむふむ、こんな風に展開するのか。何が何やら全くわからない状況から徐々にいろいろなことが腑に落ちていく快感があるなあ。

「月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)」読了。
早くも用語辞典が欲しい。

「宵山万華鏡 (集英社文庫)」読了。
この本を読むのにこれほど適した時期もない。
この時期に読むのにこれほど適した本もない。
そもそも人ごみが嫌いでおまつりというものにあまり縁のない人生を送ってきた私だが、この幻想的な喧騒になら巻き込まれてもいいとちょっと思ってしまった。

「ソーシャルインフルエンス 戦略PR×ソーシャルメディアの設計図 (アスキー新書)」読了。
これもお勉強の一環で購入。マーケティング上、世間に広まるコトは「自分ゴト×仲間ゴト×世間ゴト」で構成されると喝破し、それらを順序だてて設計していくことの重要さを説いている。「とはいえ、そうそううまくいくものじゃないよなあ」が率直な感想。特に、これを意図的に設計し仕掛けた事例が(本書内でも認めているとおり)ほとんど見られないという事実は大きいと思う。企業や集団で、各セクションが各自の仕事を頑張った結果として「うまくはまって」同様の効果を挙げた、では駄目だというのだからハードルは高い。
巻末の鼎談で「まあ、本を1冊読んだくらいで、できるようになるほど甘い世界じゃないですけどね」という発言があって深く頷いた。

「英雄の書(下) (新潮文庫)」読了。
この設定だったら、もっといろんな世界で冒険をして、苦労もして、その結果あのオチにたどり着くべきだったのではなかろうか。ちょっと旅路が短すぎて物足りなく・もったいなく感じてしまった。

「英雄の書(上) (新潮文庫)」読了。
宮部みゆきには「ブレイブストーリー」や「ICO」など、コンピューターゲーム的な世界観の作品も多いが、この「英雄の書」もそのひとつに数えてよさそう。現実世界においても異世界においても、善悪を単純に割り切らせてくれないのはこの作者ならでは、かもしれない。

「魔性の子 十二国記 (新潮文庫)」読了。
前々から気になっていたシリーズが新潮文庫で再版されることになったようで、この機会にと買ってみた。
この巻は「0巻」番外編のような扱いらしいが、現実世界に絡んでくる異世界の「分厚さ」のようなものが垣間見えて、シリーズ全体への期待も高まった。

「ラブコメ今昔 (角川文庫)」読了。
「図書館戦争」シリーズの作者による自衛隊ラブコメ(すごいジャンル名…)短編集。同作者の同ジャンルの作品集は他にもあるらしい。ネタが尽きないことに驚きつつ、そちらも読まなければと。

「シオンシステム[完全版] (ハヤカワ文庫JA)」読了。
原虫を寄生させることで免疫力を向上させる画期的な医療法と「鳩レース」で抜群の能力を見せるある血統の鳩、この2つを絡めて引っ張っていく骨太さを想像しながら読み進めていたら、次から次へと現れる新設定、という意外な展開になってしまった。ちょっと欲張ってしまった感はあるが、力強さがあってとても良かった。


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