2009年7月アーカイブ

「水辺にて」読了。
カヤックを中心にすえたエッセイのはずなのだが。
「反射的に物語をつむいでしまう」のは物語作家の職業病なのだろうか、それともそういう癖がある人が作家になるのだろうか。


(ISBN: 9784480814821)
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「ユダヤ警官同盟〈下〉」読了。
もっと、こう、血沸き肉躍るものを期待していたのだが、終始地味だった。ただしそれはこの作品が面白くないという意味ではない。
解説で「スペキュレイティブフィクション」という言葉を久しぶりに見た。むかーし昔に読んだ「IFの世界」以来かも。


(ISBN: 9784102036129)
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(ISBN: 9784061830684)
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煩悩是道場さんのエントリー「面積を求めよ」で懐かしい問題(*)が出題されていたので再挑戦。

問題の図形を正方形と平凸レンズ形×4と捉え、
S=Sq+4SL……(1)

SLは「半径a、中心角π/6の扇形」から「2辺がa、挟角がπ/6の三角形」を除いたものであるから、
SL=(π/12-1/4)a2……(2)
(∵2辺がa、挟角がπ/6の三角形は、aが底辺となるように置くと高さa/2となる)

Sqの対角線の長さは、1辺aの正三角形の高さが√3/2・aであることを利用して(√3-1)aとあらわせるから、
Sq=(√3-1)2a2=(2-√3)a2……(3)
(2)(3)を(1)に代入して
S=(2-√3+(π/12-1/4)×4)a2=(1-√3+π/3)a2

(*)小学校5年生のとき、授業態度が悪かった私に当時の担任S島先生が出した問題。そのときは確か1辺は10cmで、√3が計算できなくてものさしで正三角形の高さを計った覚えがある。おかげで算数の授業中は好きなことをやっていていいというお許しはいただいたが、そういわれるとまじめに授業を聞くようになったりするから子どもって分からんよね。

「ユダヤ警官同盟〈上〉」読了。
しているが、読み心地はSFのそれではなく、ところどころにSF的なひっかかりのあるミステリー作品といった感じ。決してきれいではない情景を丹念に丹念に描き、そこに少しずつ異物が挿入されていく。ここからどう展開していくのか、大変楽しみである。


(ISBN: 9784102036112)
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Amazonからの脅迫に屈して(!?)、PAAPIこと、Product Advertising APIに対応。

公式サイトには(少なくとも今のところ)PHPのサンプルは掲載されておらず、もやし日記さんの記事を参考にさせていただいた。
当初なかなかうまくいかなかったのだが、Signatureに含まれる半角プラス・半角イコールをエンコードして、リクエスト先のホストをwebservices.amazon.co.jpに変更したらうまく動いた。

また、この機会にこれまでAWS→ECS→A2S各世代のソースをPAAPI対応のものに統一した。5年前の、SOAPを使っていたころの痕跡があったりして、懐かしさを感じた。
8月になると従来の形式でのリクエストは無効になってしまうとのこと。そんな理由でもなければここまでがんばりはしなかったとも思うが、二度とこんな対応はしたくない。

「本の虫―その生態と病理 絶滅から守るために」読了。
以前に読んだ「鼻行類」に近いものを狙ったのかもしれないが、あまりうまくいっているとは言えない。
また、とにかくそこかしこにある訳注が鬱陶しい。この理由は我慢して奥付まで目を通せばわかるが、この冗談もあまりうまくいっているとは感じられない。


(ISBN: 9784901006378)
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