2007年12月アーカイブ

「斎藤孝の音読破〈5〉山月記」読了。
息子の教材用に買ってきたものを拝借。中島敦は良い。何度読み返しても楽しめるばかりでなく、普通に読み上げるだけで朗読になる(言葉の解らない娘もなぜか大喜び)名調子が素晴らしい。


「強い男は尻にしかれる」読了。
内容は特に間違っていないと思う。マッチョではない、真の強さ、男らしさ(本書ではハズバンドシップという言葉で表現している)を身につけることで妻との関係を改善する、という趣旨。
ただ、こういう本で「導き手と聞き手が登場する物語」という形式を取っているものは話半分に受け取った方がいいと私は思う。理論それ自身の説得力が弱いのを聞き手の反応でカバーしてしまい勝ちだからだ。
ユニークな視点から書かれているだけにもったいないのだが。


「ゲームばっかりしてなさい。-12歳の息子を育ててくれたゲームたち-」読了。
息子が8歳になり、そろそろゲームとの付き合い方を考えなければ/考えさせなければならないと思い、参考になるのではないかと購入したもの。
直接の参考にはならないというのが正直な感想。。しかし本書を通じて、ゲームであっても、他のメディア、たとえばTV、書籍、映画、ウェブページなどと同様、子どもに与えるものを把握・吟味・管理することは親として当然の責務なのだということを確認できた。
同じ悩みをもつ親御さんには是非一読をお勧めしたい。


「トクヴィル 平等と不平等の理論家」読了。
黎明期を脱したばかりのアメリカを見たフランス人トクヴィルの著書からその示唆に富んだ民主主義感を論じる、という趣旨の本。評価の定まっていないモノを部外者の視点で観察することの優位性・有意性を感じた。
不勉強でお恥ずかしいかぎりだが、私はこれまでこのトクヴィルという人の名前を聞いたこともなかった。この本で盛んに引用されているトクヴィルとその著書が、架空のものだったりしたらさぞかし痛快だろうと思う(筒井康隆あたりがすでにやっていそうな手法だが)。


「私と月につきあって (ロケットガール 3)」読了。
記述はリアリティを追究してるんだろうけど、素人が流し読みしているだけだと絵が浮かばないことがある。アニメ化が吉と出るパターンだが、実際どうだったんだろう。


「天使は結果オーライ―ロケットガール〈2〉」読了。
(素人には検証もできないが、恐らくは)厳密な考証と適度なご都合主義。著者の真骨頂と言って良いのでは。


「Spidering hacks―ウェブ情報ラクラク取得テクニック101選」読了。
予想していた通り、perl寄りの内容、かつ「CPANにはこんな便利なモジュールが公開されていてこれを使うと云々」のオンパレードで、私の技術・利用環境から考えると簡単には適用しにくそう。
とはいえ、中にいくつか「おおっ、そんなことができるのかっ」というネタもあった。収穫収穫。


「クリスタルの再会 (グイン・サーガ118)」読了。
やっと話が前に進んだ。喜ばしい限り。聞けば作者は体調を崩し、入院しているとか。この本を、入院している娘に付き添いながら読むのも何かの巡りあわせか。


「暁の脱出 (グイン・サーガ 117)」読了。
諸般の事情で読まずにいたらグインサーガが2冊たまってしまった。私がこのシリーズを読み始めたのは高校時代だが、こんなことはシリーズの進行に追い付いて以来初めてのこと。
これまた諸般の事情で昨日今日と時間があるのでまとめ読みを敢行。


「ばいばい、アース 2 懐疑者と鍵」読了。
堅い本にてこずっている間、読むのを中断していたので、物語に入り直すのにやや手間取った。入ってしまえば快適。


「地方債改革の経済学」読了。
第2章あたりまでよんで、退屈で死にそうになったが、4章から大分持ち直した。時間がない方には、まず第7章冒頭のまとめに目を通して、あとは各段落のタイトルを拾って行くことをお勧めしておく。


「生物と無生物のあいだ 」読了。
普通に科学読み物として楽しく読んだ。むかーしむかし、そのテの研究室にいたことがあったのでなつかしさも感じたが、既存の生命感に一石を投じるような斬新な理論は見当たらなかったように思う。
読み方が悪いのかも知れない。


自己診断@千正.comに「KY度診断チェック あなたは空気が読めている?」を追加。1年ぶりの更新。

KY度診断チェック あなたは空気が読めている�:自己診断@senmasa.com診断結果

あなたは空気が読めているのか

YESの数が5個のあなた

適度に空気を読んでいる
相手の気持ちを何となく読める力は持っている。だが、相手の気持ちを察しつつも、どのような対応を取っていいのか分からないのではないだろうか。相手が本当に言いたいことを汲み取って対応してあげることが「場の空気を読める」ことだと言える。

「PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より」読了。
ようやく気づいたが、この作品は鉄腕アトムの設定を借りた「羊たちの沈黙」なのだ。きっとそうだ。