Reading: 2006年4月アーカイブ

「小指の先の天使」読了。
ある「システム」が連作集全体を貫くテーマになっているが、それに思い当たったのは3作目を読み始めてからだった。
作者はどのくらいから意識していたのだろうか。

「地球の静止する日―SF映画原作傑作選」読了。SF好きにはたまらないテーマ、執筆陣、予想外に(!?)洗練された収録作。お買い得なアンソロジー。

「絵で楽しむ江戸のことわざ」読了。
ことわざを題材にした江戸時代の絵画(高尚なものから低俗なものまで)を紹介し、解説を加えている。ひとつひとつの絵から伝わってくる発想の奇抜さ自由さは素晴らしい。一方で、編者の解説は通り一遍な感じでつまらない。紹介する絵の数をもっと増やし、解説は最小限で良いのでは、と感じた。

「メルニボネの皇子―永遠の戦士エルリック〈1〉」読了。
エルリックサーガが装いも新たに再登場。他の作者によるいわゆるヒロイックファンタジーとも、この作者の手になる他のシリーズとも別格の面白さ。
今回修正された固有名詞のカナ表記に戸惑わないではなかったが、主人公の名前がエルリッチとかになったわけではないので、まあ良かろう。

「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」読了。
Web2.0という用語のとらえどころのなさに嫌気が差している方にはお勧め。


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