2004年8月アーカイブ

「イノベーションの本質」読了。
市場をにぎわしたヒット作の「イノベーションの本質」を人と組織の観点からとらえる、という趣向。各事例について“物語編”“解説編”の2パートに分かれているが、物語編だけを読みとばして“面白いけど、参考にはならんなー”と感じるのが、まあ普通の感覚なのではないか。13の成功事例を分析しても、いくつかのキーワードが提示されるのみで、それが、矛盾のない法則の体系にまとまっていく気配はやはりみえない。これは別にこの本の作者が悪いわけではなく、経営学とかマーケティングといった分野がまだまだ学問として洗練されきってはいない証拠なのだと思う。
ただ、“解説編”を読んでいて気になるのが、「ネタに困ると横文字に言い換えてお茶を濁す」傾向。これは紛れもなくこの本の著者が悪い。私がこの先生の授業を受けていたら「また始まった…」と呟いて30秒後には居眠りを開始していることだろう(そして留年する、と)。


「ペイチェック」読了。
既に出版されている短編集からの寄せ集め。ただ、読んだのは相当昔のことなので、それなりに楽しめた。
「パーキーパットの日々」「まだ人間じゃない」「シビュラの目」「人間狩り」「永久戦争」すべてを読んだ方は、注意。


秀丸エディタを4.13にバージョンアップ。
エンコードの自動判別が強化され、UTF-8のファイルをいちいち「閉じて開く」しなくてすむようになった。本当に、本当にありがたい。

「スカーレット・スターの耀奈」読了。
梶尾真治の作風は決して嫌いではないが、似た系統のものをわざわざ集められてしまうとちょっと食傷する。


「世にも珍妙な物語集」読了。
着想とその展開(暴走)はおもしろいが、オチのないまま通り過ぎてしまう作品があるように感じる。まさかそれが「珍妙」の由来とも思えないが……。



巻末の解説が(ほとんど解説になっていないが)にやりとさせてくれる。

トリビアの泉に詳しい方はこう語る。
はい、確かにTVで放送されたのに単行本には掲載されていないトリビアがあります。それは、2004年5月12日に放送された「法隆寺の天井にはHな落書きがある。」です。
実際に「へぇの本(8)」を確かめてみた。


p.37No.432陸上の歴史上男子100M走で世界記録を取り消されたベン・ジョンソンは二人いる
p.39No.433視力検査に使うマークの名前は「ランドルト環」
p.41No.434江戸時代のお金「寛永通宝」は昭和28年まで使えた
p.43No.435モハメド・アリがボクシングを始めたのは自転車を盗んだ犯人をぶちのめすため
????No.436国宝法隆寺の天井には奈良時代に書かれたHな落書きがある
p.45No.437千円札の夏目漱石は喪に服している写真で五千円札の新渡戸稲造は結婚式に参加した時の写真
p.47No.438エンピツを振った時ぐにゃぐにゃに見える現象の名前は「ラバー・ペンシル・イリュージョン」
確かに、掲載されていないトリビアがあった。

(補足トリビア)
No.436以外にも、これまでに2件、単行本に掲載されていないトリビアがあります。さがしてみましょう。









moblog始めました

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moblog mail gatewayを使って、携帯電話から読書記録を投稿できるようにしてみた。大したことを書いているわけではない(量的にも、質的にも)ので、なかなか快適。
携帯電話のメールのスペックでBlogへの投稿が制限(タイトルの字数とか)されてしまうのは残念だが、こんな問題は使用する端末が進化して、すぐ解決してしまうことだろう。


「豹頭王の行方」読了

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「豹頭王の行方」読了。 あーあ、いっちゃったよ。これでますます収拾がつかないな<ほめ言葉。

Bears & Bees を追加

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Webゲーム紹介ページBears&Beesを追加。今年の夏は暇さえあれば(なければ暇を作ってでも)このゲームをやっていたような気がする。

Webゲーム紹介ページも、なんとなくMovabletypeで生成できそうな気がしてきた。そのうちやろうと思う。

「Blog Hacks ―プロが教えるテクニック&ツール100選」読了。
Movabletype Hacksではない、という点が特徴と言えば特徴。もう少しMovabletypeについて深く掘り下げるか、もっと他のツールも広く取り上げるかしても良かったのではないかと感じる。
ともあれ、Movabletype一辺倒だった私のようなものにもBloxsom面白そう、と思わせるのだからそれなりに効果はあったと考えるべきなのかもしれない。



羹に懲りて膾を吹く

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妻、長男と一緒に幕張メッセで開かれている脅威の大恐竜博へ。2年前の「世界最大の恐竜博2002(オフィシャルサイト閉鎖)」の混雑の記憶があったので、わざわざ(長男の誕生祝にこじつけて)休暇をとり、日焼け止めや飲料の確保など、万全の体制で臨んだ。

がらがら、とまではいかないものの、待ち時間0で入場可能だった。拍子抜け。主催者には申し訳ないが、このくらいの込み具合がちょうどいい。落ち着いて見学を楽しめた。

大英博物館の至宝展と同じ音声ガイドを借りて見学。音声ガイドは対象年齢で3種類に分かれるが、子どもをつれている場合、子供向けの音声ガイドを借りる大人が1人いたほうが良い。(ウラワザだが、音声ガイドの電源をいったんOFFにし、数字キーを押しながらONにすると、別モードの音声ガイドが起動する。お試しを)


へぇの本(7)読了

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毎回トリビアの泉を見ているわけではないので、こういう本は結構嬉しい。特に、7巻最後のネタ、「中学生の教科書で…」は、やはりビジュアルに再現してもらわないと面白くない。


「タリファの子守歌」読了。
今回はあまり難しいことは知らなくても楽しめる話になっている。いや、もちろんどの話も楽しめはするのだが。


「復活の地(2)」読了。
主人公の行動にやきもきしてしまうのは、物語に「入っている」証拠。いい傾向だと思う(もちろん行き過ぎには注意すべきだが)。


「ディヴィッド・ベッカム ジョークブック」読了。
ベッカム夫妻を主人公に据えたブロンドジョークのオンパレード。
あとは(このあいだ読んだトッティのジョーク集ほどではないにしても)、地口落ちがかなりの部分を占める。

そんな中でも、ところどころにキラリとひかるジョークが隠れているのが嬉しい。特に40ページで紹介されているジョークは(ベッカムが主人公である必然性は低いものの)かなり気に入った。


「サリバン家のお引越し」読了。
シリーズ全体に強く漂う確かな考察とぎりぎりのご都合主義、どちらも全開、という感じ。
理系で高校生以上の読者は、279ページにたどり着く前に、コリオリ力について復習しておくこと。


「解夏」読了。
一般に、短編小説は難しい、と言われる。作者のさだまさしは本職じゃないのによくぞここまで、と思わされる。

ただ、考えてみれば、作者は歌詞というさらに凝縮された形式で物語をまとめているのだから、小説のほうがもしかしたら簡単なのかもしれない。


「アンクスの海賊」読了。
そうかぁ、スペースオペラだったのかぁ。
どうもスペースオペラって言うと「火星シリーズ」とか「レンズマン」とかを連想しちゃうんだけど、さすがに古いか。


「負け犬の遠吠え」読了。
私が男だからだとは思うが、正直、この本が論争のネタになった理由が今ひとつピンとこない。

身につまされる人が多かった、ということなのかな。


「妖櫻忌」読了。
超常現象を扱う小説では、その超常現象がアリ(本物の超常現象、という言い方も変だが)なのかナシなのかによってこちらの身構えが違ってくるように思う。ミステリーであればナシ、SF/ホラー/ファンタジーはアリ、というのが普通だが、この作品は読者のそうした構えを知り尽くした上で見事に崩してくれる。


3ヶ月ほど前、改装工事中だったサンシャイン国際水族館。この7月にリニューアルオープンとなったと聞きつけて、前回もらった割引券を持っていってきた。小動物を間近で観察できるコーナーも新設され、水族館と動物園との境界に位置づけられるような施設になっていた。

息子はアシカショーをみてご満悦だった。アシカショーはまったくリニューアルの様子はない。今日は暑さのせいか、失敗が多かった。

「塵クジラの海」読了。
物語の展開が唐突な感は否めないが、場面場面で強烈な異文化情緒・異星情緒を感じさせるところは流石。


「がぶり!サントリー」読了。
企業研究本と言われるジャンルの本である。最近ハヤリの就活とやら(われわれ古い人間が経験してきた「就職活動」とは既に別物)の参考書という位置づけかと思う。バカにして読み始めてみたが、最新のものも含めとりあえず押さえるべきトピックを押さえている。
びっくりするような秘密や、深い考察は何ひとつないけれど、サントリーという会社の概要を知るという目的にはかなっているものと思われる。


「上司は思いつきでものを言う」読了。
面白く、ためになる(多分)が、若干くどい、ような気がする。
内容は、言葉遊び・論理遊び的な面が強い。ニヤニヤ笑っているうちに話が大きくなっているのがまた楽しい。


「フェイダーリンクの鯨」読了。
快調なペースで読み進むことができるのは結構だが、もう少しセーブしないとすぐに読み尽くしてしまいそうだ。



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