IT-misc: 2004年1月アーカイブ

タスクトレイからウィルスバスターの警告ウィンドウがポップアップした。いわく、「以下のウイルスに関する感染報告が急増しています。最新のパターンファイルでこのウイルスに対応しています。アップデートを実行して、最新であることを確認してください。」

一瞬、ウィルスに感染したのかと思ったが、「注意:この警告は、ウイルスが見つかったことをお知らせするものではありません」ということで安心。
ちなみに、この人騒がせなメッセージの原因となったウィルスはWORM_BAGLE.Aだそうな。

weblogをサブドメイン移行してから、Googleで検索してきてくれた人が個別エントリーのページにたどり着けない、という現象が発生していた(404エラーになるとメニュー画面に飛ばすように設定するという手抜きのせいもある)。

そこで、http://www.senmasa.com/quod/archives/~.htmlに、「引越し通知」を掲載することにした。
できることなら、各エントリーのタイトルを利用して「~は引っ越しました」とやりたい。もちろん、各エントリーのタイトルを手でコピーするなどという面倒くさいことはやっていられない。結局、簡単なスクリプトでMovable Typeが作っているデータベースにアクセスして各エントリーのタイトルを引っ張ることにした。

完成した引越し通知の一例。
エントリー「博物館と図書館の地図記号 続報」のURIを変更させていただきました。
引越し通知生成用のスクリプトは、ファイル書き出し部分を削って、エントリー一覧表示に転用することにした。

エントリー一覧生成用スクリプト
別に大したことはしていなくて、mt_entryにアクセスしてentry_idとentry_titleの一覧を出力するだけである。ちなみに、行頭の#を削除すると引越し通知生成用スクリプトになるはず。
db_connectやheadprintなど決まりきったことしかしていない関数は、別ファイルに切り出しているので割愛。

Googleを超える新たな検索ツール、として取り上げられているのはVivisimo。軽く試してみた感触では、検索語に対してヒットしたページを羅列するだけでなく、カテゴリーを自動で生成してそれらのページを分類してくれるらしい。

いわゆるSEOやSEMの狙いはYahoo対策(ディレクトリに掲載されることを目指す)からGoogle対策(検索結果内で上位に表示されることを目指す)に移ってきているが、Vivisimoのようなツールが増えてくると、軸足はまた動くのかもしれない。

「地図記号」で検索してアクセスしてくる人が相変わらず多い。おかげさまで5000ヒット達成。

Wizardry i-mode版なんてものが出ていることに気づいた。さあ大変だ。

senmasa.com以外のサイトをいじっていくことにしたので、そちらの運用記録用に、@niftyココログサービスを利用してもう一つウェブログを立ち上げた。
題して、「Webmaster事始」。

このウェブログのURLが「名実ともに」“http://quod.senmasa.com/”となるように作業を実施した。
基本的には「html出力先のディレクトリを変更してRebuild」だが、結果的には以下の手順で実施した(=実施する羽目になった)。

出力先ディレクトリの変更
→設定画面から、[ウェブログの設定]を選択し、Local site path ・サイトのURL・Local archive path・Archive URLを「~/quod」から「quod.senmasa.com」に変更してRebuild
各エントリーの修正
→quod.senmasa.com内で引用をしているエントリーを書き換える必要が出てきたため、".com/quod"で検索してはquod.senmasa.comに書き換え。全部書き換え終わった後に、設定画面のメニューに「検索/置換」を発見。はあ。
popup image用のhtml書き換え
pagerank絡みのエントリーで画像をアップロードしていたが、表示方法でpopupを選ぶことで生成される画像表示用のhtmlが自動的には修正されないことが判明。修正してアップロードしなおした。
mt.cfgを修正
→この時点で~/quodを削除して、http://quod.senmasa.com/にアクセスし、表示に問題ないことを確認。しかし、設定画面のスタイルシートが無効になり、画像も表示できなくなったため、mt.cfgを修正。StaticWebPath /quod/を/quod.senmasa.com/に変更。これは、http://quod.senmasa.com/が実はhttp://www.senmasa.com/quod.senmasa.com/であることを利用している。

これでとりあえず目的は果たせた。


新年あけましておめでとうございます。

アーカイブ

Link